読書感想文（塔と重力 上田岳弘）

深夜番組、アメトーークで読書芸人が紹介して、ハマった作家さんです。
 
多少ネタバレありかも。
 

塔と重力

阪神大震災で、生き残った主人公と友人が、阪神大震災で亡くなった主人公の初恋の人を現在で探すというか、当てはめるというか、揃えるみたいな感じだと思いました。

神の視点だったり、人を物質と扱ったり、精神も行ったり来たり、時空が歪んだり、劇中劇というか小説中小説だったりして、独特の世界観です。

表現が簡単な所と複雑な所が折り混ざって、惹きつけられます。 

関連した短編が2つ入ってます。

ハマり度
50％
あくまで自己評価です。